はいさい（こんにちは）店長のあらかきです。こちらの作品は、沖縄は焼き物の聖地！壺屋で制作された一品です。

壺屋とは、1,682年に当時の琉球政府が、焼き物の発展のために知花焼（ちばな）、宝口窯（たからぐち）、湧田窯（わくた）の三か所を一か所へ統合した場所です。
沖縄の生活を支え、産業としもその地位を築きあげた壺屋は、壺屋焼きとして1,976年に経済産業大臣より伝統工芸品の指定を受けました。

その壺屋で生まれたシーサーは、写真のようにきれいな釉薬がとても魅力的です。

もともとお皿や生活にかかわる陶器を制作していますので、釉薬の技術が素晴らしいです。

湧田さんのシーサーは、とても大らかな表情で、色にもいわゆるムラが見られますが沖縄陶器の特徴でもあります。

色の変化が沖縄の海を想わせてゆったりとした大きな気持ちにさせてくれます。 湧田さんのシーサーを見ると、とても懐かしい気持ちになります。
まさに！ＴＨＥシーサー！と沖縄生まれ、沖縄育ちの僕にはそう感じます。

世界には獅子文化が沢山ありますが、沖縄の民間にまで普及した獅子文化は世界でもまれです。

シーサーは、確かに魔よけなのですが、どこか福の神のような優しさも感じます。見れば見るほど愛着を感じる作品です。

また、素晴らしい釉薬の入りですね！壺屋から生まれる作品は琉球王家御用達ですから、気品にそして風格を感じます。

僕の個人的な感想だと思うのですが素朴でたくましくて、人間味のある作品だと思います。
また壺屋の基本と風格を備えた素晴らしい作品です。伝統を受け継ぐのは大変な事だと思います。
心から壺屋の皆様へ敬意と感謝をおくります。大切に扱います。

サイズ：高さ「最大寸法」約１２．５�p

　　　　横幅「最大寸法」約１４�p

　　　　奥行「最大寸法」約８�p

当店の取り扱うすべてのシーサーは、沖縄で手作りされた作品です。
ひとつひとつ職人さんが真心こめて仕上げますので、形・色に多少の違いがある場合がございます。また土は、季節の変動や窯の状態全てに影響されますので同じものを作るのは困難です。

ですが、当店はその違いこそが、手作りの確かな証として自信をもってお届けしております。

当店は全てのシーサーを守り神として大切にお届け致します。また、毎月、月の終わりにお届けしたシーサーが、平安を守るように妻と神社やお寺で祈念しています。

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