Then and now
白から、
時を重ねた色へ。
南城市大里字大里南風原区に残る村落獅子。長い年月を風雨の中で過ごした現在の姿と、切り出したばかりの琉球石灰岩でつくられた設置当初の姿を想像した再現画像を並べました。
現在の姿
風雨と時間を受け止め、石肌は落ち着いた灰色へ。土地と共に生きてきた年月が刻まれています。
設置当初の再現イメージ
切り出したばかりの琉球石灰岩が持つ、わずかにクリーム色を帯びたやわらかな白を想像して再現しました。
The village guardian
土地と共に生き、
時間と共に祈る存在。
かつて沖縄の集落には、村を護るための「村落獅子(そんらくじし)」が置かれていました。記事では、この獅子を「宇南風原石彫魔除獅子」と紹介しています。
大きく開いた口と、一本ずつ独立して彫られた前足。資料によれば、民藝運動で知られる柳宗悦も1940年にこの石獅子を写真に残しており、その造形が長く受け継がれてきたことを知ることができます。
それはただの石像ではありません。災いを遠ざけ、風を通し、気を整える精神的な盾として、人々の暮らしを静かに見守り続けてきた存在です。
しまんちゅ工房のホワイトシーサーは、その祈りのかたちを今の暮らしへつなぐために生まれました。
参考資料:若山恵里『石獅子探訪記 見たい、聞きたい、探したい! 沖縄の村落獅子たち』(ボーダーインク、2022年)
富盛の石彫大獅子
白く、美しく。
そして風とともに。
村落獅子に使われた琉球石灰岩は、置かれたばかりの頃、わずかにクリーム色を帯びたやわらかな白でした。
やがて風雨にさらされ、苔や土の色が重なり、「神様が仕上げた色」へと変化していきます。その時間までもが、信仰であり、土地と共に生きた証です。
「祈りとは、暮らしの中にあるものだ」と。
八重瀬町「富盛の石彫大獅子」を見る →
White shisa collection
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ホワイトシーサー
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